サムソン、ガザに徃きかしこにて一人の妓を見てそれの處に入しに
Then went Samson to Gaza, and saw there an harlot, and went in unto her.
Gaza
0‹19 b01c010v019 〔創世記10章19節〕›
〔創世記10章19節〕19 カナン
人の
境はシドンよりゲラルを
經てガザに
至りソドム、ゴモラ、アデマ、ゼボイムに
沿てレシヤにまで
及べり
〔ヨシュア記15章47節〕47 アシドドならびにその
郷里および
村々 ガザならびにその
郷里および
村々 エジプトの
河および
大海の
濱にいたるまでの
處々なり
an harlot
〔創世記38章16節〕16 途󠄃の
側にて
彼に
就き
請󠄃ふ
來りて
我をして
汝の
所󠄃にいらしめよといふ
其はその
子の
妻なるをしらざればなり
彼いひけるは
汝何を
我にあたへてわが
所󠄃にいらんとするや~
(18) ユダ
何の
質をなんぢに
與ふべきやといふに
彼汝の
印と
綬と
汝の
手の
杖をといひければ
即ちこれを
與へて
彼の
所󠄃にいりぬ
彼ユダに
由て
姙めり 〔創世記38章18節〕
〔エズラ書9章1節〕1 是等の
事の
成し
後牧伯等我許にきたりて
言ふ イスラエルの
民祭司およびレビ
人は
諸國の
民とはなれずしてカナン
人ヘテ
人ペリジ
人エビス
人アンモニ
人モアブ
人エジプト
人アモリ
人などの
中なる
憎むべき
事を
行へり
〔エズラ書9章2節〕2 即ち
彼等の
女子を
自ら
娶りまたその
男子に
娶れば
聖󠄄種諸國の
民と
相雜れり
牧伯たる
者 長たる
者さきだちてこの
愆を
犯せりと
サムソンここに來れりとガザ人につぐるものありければすなはち之を取り圍みよもすがら邑の門に埋伏し詰朝󠄃におよび夜の明たる時に之をころすべしといひてよもすがら靜まりかへりて居る
And it was told the Gazites, saying, Samson is come hither. And they compassed him in, and laid wait for him all night in the gate of the city, and were quiet all the night, saying, In the morning, when it is day, we shall kill him.
compassed
〔サムエル前書19章11節〕11 サウル
使者をダビデの
家につかはしてかれを
守らしめ
朝󠄃におよびてかれをころさしめんとすダビデの
妻ミカル、ダビデにつげていひけるは
若し
今夜爾の
命を
援ずば
明朝󠄃汝は
殺されんと
〔サムエル前書23章26節〕26 サウルは
山の
此旁に
行ダビデと
其從者は
山の
彼旁に
行ダビデは
周󠄃章てサウルの
前󠄃を
避󠄃んとしサウルと
其從者はダビデと
其從者を
圍んで
之を
取んとす
〔詩篇118章10節〕10 もろもろの
國はわれを
圍めり われヱホバの
名によりて
彼等をほろぼさん~
(12) かれらは
蜂のごとく
我をかこめり かれらは
荊の
火のごとく
消󠄃たり われはヱホバの
名によりてかれらを
滅さん 〔詩篇118章12節〕
〔使徒行傳9章24節〕24 その
計畧サウロに
知らる。
斯て
彼らはサウロを
殺さんとて
晝も
夜も
町の
門を
守りしに、
〔コリント後書11章32節〕32 ダマスコにてアレタ
王の
下にある
總督われを
捕へんとてダマスコ
人の
町を
守りたれば、
kill him
〔士師記15章18節〕18 時に
彼渇をおぼゆること
甚だしかりしかばヱホバによばはりていふ
汝のしもべの
手をもて
汝この
大なる
拯をほどこしたまへるにわれ
今渇きて
死に
割󠄅禮を
受けざるものの
手におちいらんとすと
〔マタイ傳21章38節〕38 農夫ども
此の
子を
見て
互に
言ふ「これは
世嗣なり、いざ
殺して、その
嗣業を
取らん」
〔マタイ傳27章1節〕1 夜明になりて
凡ての
祭司長・
民の
長老ら、イエスを
殺さんと
相議り、
〔使徒行傳23章15節〕15 されば
汝等なほ
詳細に
訊べんとする
狀して、
彼を
汝らの
許に
連れ
下らすることを
議會とともに
千卒長に
訴へよ。
我等その
近󠄃くならぬ
間に
殺す
準備をなせり』
quiet
サムソン夜半󠄃までいね夜半󠄃にいたりて興き邑の門の扉とふたつの柱に手をかけて楗もろともに之をひきぬき肩に載てヘブロンの向ひなる山の巓に負󠄅のぼれり
And Samson lay till midnight, and arose at midnight, and took the doors of the gate of the city, and the two posts, and went away with them, bar and all, and put them upon his shoulders, and carried them up to the top of an hill that is before Hebron.
bar and all
無し
took
〔イザヤ書63章1節〕1 このエドムよりきたり
緋衣をきてボヅラよりきたる
者はたれぞ その
服󠄃飾󠄃はなやかに
大なる
能力をもて
嚴しく
步みきたる
者はたれぞ これは
義をもてかたり
大にすくひをほどこす
我なり~
(5) われ
見てたすくる
者なく
扶る
者なきを
奇しめり この
故にわが
臂われをすくひ
我いきどほり
我をささへたり 〔イザヤ書63章5節〕
〔ミカ書2章13節〕13 打破者かれらに
先だちて
登彼ら
遂󠄅に
門を
打敗り
之を
通󠄃りて
出ゆかん
彼らの
王その
前󠄃にたちて
進󠄃みヱホバその
首に
立たまふべし
〔使徒行傳2章24節〕24 然れど
神は
死の
苦難を
解きて
之を
甦へらせ
給へり。
彼は
死に
繋がれをるべき
者ならざりしなり。
こののちサムソン、ソレクの谷に居る名はデリラと言ふ婦󠄃人を愛す
And it came to pass afterward, that he loved a woman in the valley of Sorek, whose name was Delilah.
he loved
〔列王紀略上11章1節〕1 ソロモン
王パロの
女の
外に
多の
外國の
婦󠄃を
寵愛せり
即ちモアブ
人アンモニ
人エドミ
人シドン
人ヘテ
人の
婦󠄃を
寵愛せり
〔ネヘミヤ記13章26節〕26 是らの
事についてイスラエルの
王ソロモンは
罪を
獲たるに
非ずや
彼がごとき
王は
衆多の
國民の
中にもあらずして
神に
愛せられし
者なり
神かれをイスラエル
全󠄃國の
王となしたまへり
然るに
尙ほ
異邦の
婦󠄃女等はこれに
罪を
犯さしめたり
〔箴言22章14節〕14 妓婦󠄃の
口は
深き
坑なり ヱホバに
憎まるる
者これに
陷らん
〔箴言23章27節〕27 それ
妓婦󠄃は
深き
坑のごとく
淫婦󠄃は
狹き
井のごとし
〔箴言26章11節〕11 狗のかへり
來りてその
吐たる
物を
食󠄃ふがごとく
愚なる
者は
重ねてその
痴なる
事をおこなふ
〔箴言27章22節〕22 なんぢ
愚なる
者を
臼にいれ
杵をもて
麥と
偕にこれを
搗ともその
愚は
去らざるなり
〔コリント前書10章6節〕6 此等のことは
我らの
鑒にして、
彼らが
貪りし
如く
惡を
貪らざらん
爲なり。
in the valley
ペリシテ人の群伯その婦󠄃のもとに上り來て之にいひけるは汝サムソンを説すすめてその大いなる力は何に在るかまたわれら如何にせば之に勝󠄃て之を縛りくるしむるを得べきかを見出せ然すればわれらおのおの銀千百枚づつをなんぢに與ふべし
And the lords of the Philistines came up unto her, and said unto her, Entice him, and see wherein his great strength lieth, and by what means we may prevail against him, that we may bind him to afflict him: and we will give thee every one of us eleven hundred pieces of silver.
Entice
〔士師記14章15節〕15 第七日にいたりてサムソンの
妻にいひけるは
汝の
夫を
説すすめて
隱語を
我らに
明さしめよ
然せずば
火をもて
汝と
汝の
父󠄃の
家を
焚ん
汝らはわれらの
物をとらんとてわれらを
招けるなるか
然るにあらずやと
〔箴言2章16節〕16 聰明はまた
汝を
妓女より
救ひ
言をもて
諂ふ
婦󠄃より
救はん~
(19) 凡てかれにゆく
者は
歸らず また
生命の
途󠄃に
達󠄃らざるなり 〔箴言2章19節〕
〔箴言5章3節〕3 娼妓の
口唇は
蜜を
滴らし
其口は
脂よりも
滑なり~
(11) 終󠄃にいたりて
汝の
身なんぢの
體亡ぶる
時なんぢ
泣悲みていはん 〔箴言5章11節〕
〔箴言6章24節〕24 これは
汝をまもりて
惡き
婦󠄃よりまぬかれしめ
汝をたもちて
淫婦󠄃の
舌の
諂媚にまどはされざらしめん~
(26) それ
娼妓のために
人はただ
僅に
一撮の
糧をのこすのみにいたる
又󠄂淫婦󠄃は
人の
尊󠄅き
生命を
求むるなり 〔箴言6章26節〕
〔箴言7章21節〕21 多の
婉言をもて
惑し
口唇の
諂媚をもて
誘へば~
(27) その
家は
陰府の
途󠄃にして
死の
室に
下りゆく 〔箴言7章27節〕
〔コリント前書6章15節〕15 汝らの
身はキリストの
肢體なるを
知らぬか、
然らばキリストの
肢體をとりて
遊󠄃女の
肢體となすべきか、
決して
然すべからず。~
(18) 淫行を
避󠄃けよ、
人のをかす
罪はみな
身の
外にあり、されど
淫行をなす
者は
己が
身を
犯すなり。 〔コリント前書6章18節〕
afflict
無し
the lords
〔ヨシュア記13章3節〕3 エジプトの
前󠄃なるシホルより
北の
方カナン
人に
屬すると
人のいふエクロンの
境界までの
部ペリシテ
人の五
人の
主の
地すなはちガザ
人アシドド
人アシケロン
人ガテ
人エクロン
人の
地
〔士師記3章3節〕3 即ちペリシテ
人の五
人の
伯すべてのカナン
人シドン
人およびレバノン
山に
住󠄃みてバアルヘルモンの
山よりハマテに
入るところまでを
占めたるヒビ
人是なり
〔サムエル前書29章6節〕6 アキシ、ダビデをよびてこれにいひけるはヱホバは
生くまことになんぢは
正し
爾の
我とともに
陣營に
出入するはわが
目には
善と
見ゆ
其は
爾が
我に
來りし
日より
今日にいたるまで
我爾の
身に
惡き
事あるを
見ざればなり
然ど
諸伯の
目には
爾よからず
we will
〔民數紀略22章17節〕17 我汝をして
甚だ
大なる
尊󠄅榮を
得させん
汝が
我に
言ところは
凡て
我これを
爲べし
然ば
願くは
來りて
我ためにこの
民を
詛へ
〔民數紀略22章18節〕18 バラム
答へてバラクの
臣僕等に
言けるは
假令バラクその
家に
盈るほどの
金銀を
我に
與ふるとも
我は
事の
大小を
諭ずわが
神ヱホバの
言を
踰ては
何をも
爲ことを
得ず
〔士師記17章2節〕2 その
母に
言けるは
汝かつてその千百
枚の
銀を
取れしことを
吾が
聞ところにて
詛ひて
語りしが
視よその
銀はわが
手に
在り
我之を
取るなりと
母すなはちわが
子よねがはくはヱホバ
汝に
祝福をたまへと
言り
〔ミカ書7章3節〕3 兩手は
惡を
善なすに
急󠄃がし
牧伯は
要󠄃求め
裁判󠄄人は
賄賂を
取り
力ある
人はその
心の
惡き
望󠄇を
言あらはし
斯共にその
惡をあざなひ
合す
〔マタイ傳26章15節〕15 『なんぢらに
彼を
付さば、
何ほど
我に
與へんとするか』
彼ら《[*]》
銀三十を
量り
出せり。[*或は「銀三十と定めたり」と譯す。]
〔テモテ前書6章9節〕9 然れど
富まんと
欲する
者は、
誘惑と
羂また
人を
滅亡と
沈淪とに
溺す
愚にして
害󠄅ある
各樣の
慾に
陷るなり。
〔テモテ前書6章10節〕10 それ
金を
愛するは
諸般の
惡しき
事の
根なり、
或る
人々これを
慕ひて
信仰より
迷󠄃ひ、さまざまの
痛をもて
自ら
己を
刺しとほせり。
ここにおいてデリラ、サムソンにいひけるは汝の大なる力は何にあるかまた如何せば汝を縛りて苦むることを得るや請󠄃ふ之をわれにつげよ
And Delilah said to Samson, Tell me, I pray thee, wherein thy great strength lieth, and wherewith thou mightest be bound to afflict thee.
(Whole verse)
〔詩篇12章2節〕2 人はみな
虛僞をもてその
隣とあひかたり
滑なるくちびると
貳心とをもてものいふ
〔箴言6章26節〕26 それ
娼妓のために
人はただ
僅に
一撮の
糧をのこすのみにいたる
又󠄂淫婦󠄃は
人の
尊󠄅き
生命を
求むるなり
〔箴言7章21節〕21 多の
婉言をもて
惑し
口唇の
諂媚をもて
誘へば
〔箴言22章14節〕14 妓婦󠄃の
口は
深き
坑なり ヱホバに
憎まるる
者これに
陷らん
〔箴言26章28節〕28 虛僞の
舌はおのれの
害󠄅す
者を
憎み
諂ふ
口は
滅亡をきたらす
〔エレミヤ記9章2節〕2 嗚呼われ
曠野に
旅人の
寓所󠄃をえんものを
我民を
離れてさりゆかん
彼らはみな
姦淫するもの
悖れる
者の
族なればなり~
(5) 彼らはおのおの
其隣を
欺きかつ
眞實をいはず
其舌に
謊をかたることを
敎へ
惡をなすに
勞る 〔エレミヤ記9章5節〕
〔ミカ書7章2節〕2 善人地に
絕ゆ
人の
中に
直き
者なし
皆血を
流さんと
伏て
伺ひ
各々網をもてその
兄弟を
獵る
〔ミカ書7章5節〕5 汝ら
伴󠄃侶を
信ずる
勿れ
朋友を
恃むなかれ
汝の
懷に
寢る
者にむかひても
汝の
口の
戶を
守れ
サムソン之にいひけるは人もし乾きしことなき七條の新しき繩をもてわれを縛るときはわれ弱󠄃くなりて別の人のごとくならんと
And Samson said unto her, If they bind me with seven green withs that were never dried, then shall I be weak, and be as another man.
If they bind
〔士師記16章10節〕10 デリラ、サムソンにいひけるは
視よ
汝われを
欺きてわれに
謊を
吿たり
請󠄃ふ
何をもてせば
汝を
縛ることをうるや
今我に
吿よ
〔サムエル前書19章17節〕17 サウル、ミカルにいひけるはなんぞかく
我をあざむきてわが
敵を
逃󠄄しやりしやミカル、サウルにこたへけるは
彼我にいへり
我をはなちてさらしめよ
然らずば
我汝をころさんと
〔サムエル前書21章2節〕2 ダビデ
祭司アヒメレクにいふ
王我に
一の
事を
命じて
我にいふ
我が
汝を
遣󠄃はすところの
事およびわが
汝に
命じたる
所󠄃については
何をも
人にしらするなかれと
我某處に
我少者を
出おけり
〔サムエル前書21章3節〕3 いま
何か
汝の
手にあるや
我手に
五のパンか
或はなににてもある
所󠄃を
與よ
〔サムエル前書27章10節〕10 アキシいひけるは
爾ら
今日何地を
襲ひしやダビデいひけるはユダの
南とヱラメルの
南とケニ
人の
南ををかせりと
〔箴言12章19節〕19 眞理をいふ
口唇は
何時までも
存つ されど
虛僞をいふ
舌はただ
瞬息のあひだのみなり
〔箴言17章7節〕7 勝󠄃れたる
事をいふは
愚なる
人に
適󠄄はず
况て
虛僞をいふ
口唇は
君たる
者に
適󠄄はんや
〔ロマ書3章8節〕8 また『
善を
來らせん
爲に
惡をなすは
可からずや』(
或者われらを
譏りて
之を
我らの
言なりといふ)
斯る
人の
罪に
定めらるるは
正し。
〔ガラテヤ書6章7節〕7 自ら
欺くな、
神は
侮るべき
者にあらず、
人の
播く
所󠄃は、その
刈る
所󠄃とならん。
〔コロサイ書3章9節〕9 互に
虛言をいふな、
汝らは
旣に
舊き
人とその
行爲とを
脫󠄁ぎて、
green withs
ここに於てペリシテ人の群伯乾きしことなき七條の新しき繩を婦󠄃にもち來りければ婦󠄃之を以てサムソンをしばりしが
Then the lords of the Philistines brought up to her seven green withs which had not been dried, and she bound him with them.
bound him
〔傳道之書7章26節〕26 我了れり
婦󠄃人のその
心羅と
網のごとくその
手縲絏のごとくなる
者は
是死よりも
苦き
者なり
神の
悅びたまふ
者は
之を
避󠄃ることを
得ん
罪人は
之に
執らるべし
かねて室のうちに人しのび居て己とともにありたれば斯してサムソンにむかひサムソンよペリシテ人汝に及ぶと言にサムソンすなはちその索を絕りあたかも麻󠄃絲の火にあひて斷るるがごとし斯其の力の原由知れざりき
Now there were men lying in wait, abiding with her in the chamber. And she said unto him, The Philistines be upon thee, Samson. And he brake the withs, as a thread of tow is broken when it toucheth the fire. So his strength was not known.
toucheth
〔詩篇58章9節〕9 なんぢらの
釜いまだ
荊蕀の
火をうけざるさきに
靑をも
燃たるをもともに
狂風にて
吹さりたまはん
デリラ、サムソンにいひけるは視よ汝われを欺きてわれに謊を吿たり請󠄃ふ何をもてせば汝を縛ることをうるや今我に吿よ
And Delilah said unto Samson, Behold, thou hast mocked me, and told me lies: now tell me, I pray thee, wherewith thou mightest be bound.
now tell me
〔士師記16章7節〕7 サムソン
之にいひけるは
人もし
乾きしことなき
七條の
新しき
繩をもてわれを
縛るときはわれ
弱󠄃くなりて
別の
人のごとくならんと
〔士師記16章13節〕13 デリラ、サムソンにいひけるに
今までは
汝われを
欺きて
我に
謊をつげたるが
何をもてせば
汝をしばることをうるやわれに
吿よと
彼之にいひけるは
汝もしわが
髮毛七繚を
機の
緯線とともに
織ばすなはち
可しと
〔士師記16章15節〕15 婦󠄃ここにおいてサムソンにいひけるは
汝の
心われに
居ざるに
汝いかでわれを
愛すといふや
汝すでに
三次われをあざむきて
汝が
大なる
力の
何にあるかをわれに
吿ずと~
(17) 彼つひにその
心をことごとく
打明して
之にいひけるはわが
頭にはいまだかつて
剃刀を
當しことあらずそはわれ
母の
胎を
出るよりして
神のナザレ
人たればなりもしわれ
髮をそりおとされなばわが
力われをはなれわれは
弱󠄃くなりて
別の
人のごとくならんと
〔士師記16章17節〕
〔箴言23章7節〕7 そはその
心に
思ふごとくその
人となりも
亦しかればなり
彼なんぢに
食󠄃へ
飮めといふこといへどもその
心は
汝に
眞實ならず
〔箴言23章8節〕8 汝つひにその
食󠄃へる
物を
吐出すにいたり
且その
出しし
懇懃の
言もむなしくならん
〔箴言24章28節〕28 故なく
汝の
鄰に
敵して
證することなかれ
汝なんぞ
口唇をもて
欺くべけんや
〔エゼキエル書33章31節〕31 彼ら
民の
集會のごとくに
汝に
來り
吾民のごとくに
汝の
前󠄃に
坐して
汝の
言を
聞ん
然ども
之を
行はじ
彼らは
口に
悅ばしきところの
事をなし
其心は
利にしたがふなり
彼之にいひけるはもし人用ひたることなき新しき索をもてわれを縛りいましめなばわれ弱󠄃くなりて別の人のごとくならんと
And he said unto her, If they bind me fast with new ropes that never were occupied, then shall I be weak, and be as another man.
If they bind me
〔箴言13章3節〕3 その
口を
守る
者はその
生命を
守る その
口唇を
大きくひらく
者には
滅亡きたる
〔箴言13章5節〕5 義者は
虛僞の
言をにくみ
惡者ははぢをかうむらせ
面を
赤くせしむ
〔エペソ書4章25節〕25 されば
虛僞をすてて
各自その
隣に
實をかたれ、
我ら
互に
肢なればなり。
that never, etc.
是をもてデリラあたらしき索をとり其をもて彼を縛りしかして彼にいふサムソンよペリシテ人汝におよぶと時に室のうちに人しのび居たりしがサムソン絲の如くにその索を腕より絕おとせり
Delilah therefore took new ropes, and bound him therewith, and said unto him, The Philistines be upon thee, Samson. And there were liers in wait abiding in the chamber. And he brake them from off his arms like a thread.
デリラ、サムソンにいひけるに今までは汝われを欺きて我に謊をつげたるが何をもてせば汝をしばることをうるやわれに吿よと彼之にいひけるは汝もしわが髮毛七繚を機の緯線とともに織ばすなはち可しと
And Delilah said unto Samson, Hitherto thou hast mocked me, and told me lies: tell me wherewith thou mightest be bound. And he said unto her, If thou weavest the seven locks of my head with the web.
with the web
婦󠄃すなはち釘をもて之をとめおきて彼にいひけるはサムソンよペリシテ人汝におよぶとサムソンすなはちその寢をさまし織機の釘と緯線とを曵拔り
And she fastened it with the pin, and said unto him, The Philistines be upon thee, Samson. And he awaked out of his sleep, and went away with the pin of the beam, and with the web.
went away
〔エズラ書9章13節〕13 我らの
惡き
行により
我らの
大なる
愆によりて
此事すべて
我儕に
臨みたりしが
汝我らの
神はわれらの
罪よりも
輕く
我らを
罰して
我らの
中に
是のごとく
人を
遺󠄃したまひたれば
〔エズラ書9章14節〕14 我儕再び
汝の
命令を
破りて
是等の
憎むべき
行ある
民と
緣を
結ぶべけんや
汝我らを
怒りて
終󠄃に
滅ぼし
盡し
遺󠄃る
者も
逃󠄄るる
者も
無にいたらしめたまはざらんや
〔詩篇106章43節〕43 ヱホバはしばしば
助けたまひしかどかれらは
謀略をまうけて
逆󠄃き そのよこしまに
卑くせられたり
婦󠄃ここにおいてサムソンにいひけるは汝の心われに居ざるに汝いかでわれを愛すといふや汝すでに三次われをあざむきて汝が大なる力の何にあるかをわれに吿ずと
And she said unto him, How canst thou say, I love thee, when thine heart is not with me? thou hast mocked me these three times, and hast not told me wherein thy great strength lieth.
How canst
〔士師記14章16節〕16 是においてサムソンの
妻サムソンのまへに
泣ていひけるは
汝はわれを
惡む
而巳われを
愛せざるなり
汝わが
民の
子孫に
隱語をかけて
之をわれに
説あかさずとサムソン
之にいふ
我これをわが
父󠄃や
母にも
説あかさざればいかで
汝に
説あかすべけんやと
〔箴言2章16節〕16 聰明はまた
汝を
妓女より
救ひ
言をもて
諂ふ
婦󠄃より
救はん
〔箴言5章3節〕3 娼妓の
口唇は
蜜を
滴らし
其口は
脂よりも
滑なり~
(14) あつまりの
中會衆のうちにてほとんど
諸の
惡に
陷れりと 〔箴言5章14節〕
when thine
〔創世記29章20節〕20 ヤコブ七
年の
間ラケルのために
勤たりしが
彼を
愛するが
爲に
此を
數日の
如く
見做り
〔申命記6章5節〕5 汝心を
盡し
精神を
盡し
力を
盡して
汝の
神ヱホバを
愛すべし
〔サムエル前書15章13節〕13 サムエル、サウルの
許に
至りければサウルこれにいひけるは
汝がヱホバより
福祉を
得んことをねがふ
我ヱホバの
命を
行へりと
〔サムエル後書16章17節〕17 アブサロム、ホシヤイにいひけるは
此は
爾が
其友に
示す
厚意󠄃なるや
爾なんぞ
爾の
友と
徃ざるやと
〔箴言23章26節〕26 わが
子よ
汝の
心を
我にあたへ
汝の
目にわが
途󠄃を
樂しめ
〔雅歌8章6節〕6 われを
汝の
心におきて
印のごとくし なんぢの
腕におきて
印のごとくせよ
其の
愛は
强くして
死のごとく
嫉妬は
堅くして
陰府にひとし その
熖は
火のほのほのごとし いともはげしき
熖なり
〔雅歌8章7節〕7 愛は
大水も
消󠄃ことあたはず
洪水も
溺らすことあたはず
人その
家の
一切の
物をことごとく
與へて
愛に
換んとするとも
尙いやしめらるべし
〔ヨハネ傳14章21節〕21 わが
誡命を
保ちて
之を
守るものは、
即ち
我を
愛する
者なり。
我を
愛する
者は
我が
父󠄃に
愛せられん、
我も
之を
愛し、
之に
己を
顯すべし』~
(24) 我を
愛せぬ
者は、わが
言を
守らず。
汝らが
聞くところの
言は、わが
言にあらず、
我を
遣󠄃し
給ひし
父󠄃の
言なり。
〔ヨハネ傳14章24節〕
〔ヨハネ傳15章10節〕10 なんぢら
若し、わが
誡命をまもらば、
我が
愛にをらん、
我わが
父󠄃の
誡命を
守りて、その
愛に
居るがごとし。
〔コリント後書5章14節〕14 キリストの
愛われらに
迫󠄃れり。
我ら
思ふに、
一人すべての
人に
代りて
死にたれば、
凡ての
人すでに
死にたるなり。
〔コリント後書5章15節〕15 その
凡ての
人に
代りて
死に
給ひしは、
生ける
人の
最早おのれの
爲に
生きず、
己に
代り
死にて
甦へり
給ひし
者のために
生きん
爲なり。
〔ヨハネ第一書2章15節〕15 なんぢら
世をも
世にある
物をも
愛すな。
人もし
世を
愛せば、
御父󠄃を
愛する
愛その
衷になし。
〔ヨハネ第一書2章16節〕16 おほよそ
世にあるもの、
即ち
肉の
慾、
眼の
慾、
所󠄃有の
誇などは、
御父󠄃より
出づるにあらず、
世より
出づるなり。
〔ヨハネ第一書5章3節〕3 神の
誡命を
守るは
即ち
神を
愛するなり、
而してその
誡命は
難からず。
日々にその言をもて之にせまりうながして彼の心を死るばかりに苦ませたれば
And it came to pass, when she pressed him daily with her words, and urged him, so that his soul was vexed unto death;
she pressed
〔箴言7章21節〕21 多の
婉言をもて
惑し
口唇の
諂媚をもて
誘へば~
(23) 遂󠄅には
矢その
肝を
刺さん
鳥の
速󠄃かに
羅にいりてその
生命を
喪ふに
至るを
知ざるがごとし 〔箴言7章23節〕
〔箴言7章26節〕26 そは
彼は
多の
人を
傷つけて
仆せり
彼に
殺されたる
者ぞ
多かる
〔ルカ傳11章8節〕8 われ
汝らに
吿ぐ、
友なるによりては
起󠄃ちて
與へねど、
求の
切なるにより、
起󠄃きて
其の
要󠄃する
程のものを
與へん。
〔ルカ傳18章5節〕5 此の
寡婦󠄃われを
煩はせば、
我かれが
爲に
審かん、
然らずば
絕えず
來りて
我を
惱さん」と』
vexed
〔ヨブ記21章4節〕4 わが
怨言は
世の
人の
上につきて
起󠄃れる
者ならんや
我なんぞ
氣をいらだつ
可らざらんや
〔ヨナ書4章9節〕9 神またヨナに
曰たまひけるは
瓢の
爲に
汝のいかる
事いかで
宜しからんや
彼曰けるはわれ
怒りて
死るともよろし
〔マルコ傳14章24節〕24 また
言ひ
給ふ『これは
契約の
我が
血、おほくの
人の
爲に
流す
所󠄃のものなり。
彼つひにその心をことごとく打明して之にいひけるはわが頭にはいまだかつて剃刀を當しことあらずそはわれ母の胎を出るよりして神のナザレ人たればなりもしわれ髮をそりおとされなばわが力われをはなれわれは弱󠄃くなりて別の人のごとくならんと
That he told her all his heart, and said unto her. There hath not come a rasor upon mine head; for I have been a Nazarite unto God from my mother's womb: if I be shaven, then my strength will go from me, and I shall become weak, and be like any other man.
There hath
〔民數紀略6章5節〕5 その
誓願を
立て
俗を
離れをる
日の
間は
都て
薙刀をその
頭にあつべからずその
俗を
離れて
身をヱホバに
歸せしめたる
日の
滿るまで
彼は
聖󠄄ければその
頭髮を
長しおくべし
〔士師記13章5節〕5 視よ
汝孕みて
子を
產ん
其の
頭には
剃刀をあつべからずその
兒は
胎を
出るよりして
神のナザレ
人〔
神に
身を
獻げし
者〕たるべし
彼ペリシテ
人の
手よりイスラエルを
拯ひ
始めんと
〔使徒行傳18章18節〕18 パウロなほ
久しく
留りてのち、
兄弟たちに
別を
吿げ、プリスキラとアクラとを
伴󠄃ひ、シリヤに
向ひて
船出す。
早くより
誓願ありたれば、ケンクレヤにて
髮を
剃れり。
all his heart
〔箴言12章23節〕23 賢人は
知識をかくす されど
愚なる
者のこころは
愚なる
事を
述󠄃ぶ
〔ミカ書7章5節〕5 汝ら
伴󠄃侶を
信ずる
勿れ
朋友を
恃むなかれ
汝の
懷に
寢る
者にむかひても
汝の
口の
戶を
守れ
デリラ、サムソンがことごとく其のこころを明したるを見人をつかはしてペリシテ人の群伯を召ていひけるはサムソンことごとくその心をわれに明したれば今ひとたび上り來るべしとここにおいてペリシテ人の群伯かの銀を携へて婦󠄃のもとにいたる
And when Delilah saw that he had told her all his heart, she sent and called for the lords of the Philistines, saying, Come up this once, for he hath shewed me all his heart. Then the lords of the Philistines came up unto her, and brought money in their hand.
Come up
〔詩篇62章9節〕9 實にひくき
人はむなしくたかき
人はいつはりなり すべてかれらを
權衡におかば
上にあがりて
虛しきものよりも
輕きなり
〔箴言18章8節〕8 人の
是非をいふものの
言はたはぶれのごとしといへども
反つて
腹の
奧にいる
〔エレミヤ記9章4節〕4 汝らおのおの
其隣に
心せよ
何の
兄弟をも
信ずる
勿れ
兄弟はみな
欺きをなし
隣はみな
讒りまはればなり~
(6) 汝の
住󠄃居は
詭譎の
中にあり
彼らは
詭譎のために
我を
識ことをいなめりとヱホバいひたまふ
〔エレミヤ記9章6節〕
brought money
〔民數紀略22章7節〕7 モアブの
長老等とミデアンの
長老等すなはち
占卜の
禮物を
手にとりて
出たちバラムにいたりてバラクの
言をこれに
吿たれば
〔士師記16章5節〕5 ペリシテ
人の
群伯その
婦󠄃のもとに
上り
來て
之にいひけるは
汝サムソンを
説すすめてその
大いなる
力は
何に
在るかまたわれら
如何にせば
之に
勝󠄃て
之を
縛りくるしむるを
得べきかを
見出せ
然すればわれらおのおの
銀千百
枚づつをなんぢに
與ふべし
〔列王紀略上21章20節〕20 アハブ、エリヤに
言けるは
我敵よ
爾我に
遇󠄃や
彼言ふ
我遇󠄃ふ
爾ヱホバの
目の
前󠄃に
惡を
爲す
事に
身を
委しに
緣り
〔マタイ傳26章15節〕15 『なんぢらに
彼を
付さば、
何ほど
我に
與へんとするか』
彼ら《[*]》
銀三十を
量り
出せり。[*或は「銀三十と定めたり」と譯す。]
〔エペソ書5章5節〕5 凡て
淫行のもの、
汚れたるもの、
貪るもの、
即ち
偶像を
拜む
者等のキリストと
神との
國の
世嗣たることを
得ざるは、
汝らの
確く
知る
所󠄃なり。
〔テモテ前書6章10節〕10 それ
金を
愛するは
諸般の
惡しき
事の
根なり、
或る
人々これを
慕ひて
信仰より
迷󠄃ひ、さまざまの
痛をもて
自ら
己を
刺しとほせり。
婦󠄃おのが膝のうへにサムソンをねむらせ人をよびてその頭髮七繚をきりおとさしめ之を苦めはじめたるにその力すでにうせさりてあり
And she made him sleep upon her knees; and she called for a man, and she caused him to shave off the seven locks of his head; and she began to afflict him, and his strength went from him.
she made
〔箴言7章21節〕21 多の
婉言をもて
惑し
口唇の
諂媚をもて
誘へば~
(23) 遂󠄅には
矢その
肝を
刺さん
鳥の
速󠄃かに
羅にいりてその
生命を
喪ふに
至るを
知ざるがごとし 〔箴言7章23節〕
〔箴言7章26節〕26 そは
彼は
多の
人を
傷つけて
仆せり
彼に
殺されたる
者ぞ
多かる
〔箴言23章33節〕33 また
汝の
目は
怪しきものを
見 なんぢの
心は
諕言をいはん
〔箴言23章34節〕34 汝は
海のなかに
偃すもののごとく
帆桅の
上に
偃すもののごとし
〔傳道之書7章26節〕26 我了れり
婦󠄃人のその
心羅と
網のごとくその
手縲絏のごとくなる
者は
是死よりも
苦き
者なり
神の
悅びたまふ
者は
之を
避󠄃ることを
得ん
罪人は
之に
執らるべし
婦󠄃ここにおいてサムソンよペリシテ人汝におよぶといひければ彼睡眠をさましていひけるはわれ每のごとく出て身を振はさんと彼はヱホバのおのれをはなれたまひしを覺らざりき
And she said, The Philistines be upon thee, Samson. And he awoke out of his sleep, and said, I will go out as at other times before, and shake myself. And he wist not that the LORD was departed from him.
I will go
〔申命記32章30節〕30 彼らの
磐これを
賣ずヱホバごれを
付さずば
爭か
一人にて
千人を
逐󠄃ひ
二人にて
萬人を
敗ることを
得ん
〔士師記16章3節〕3 サムソン
夜半󠄃までいね
夜半󠄃にいたりて
興き
邑の
門の
扉とふたつの
柱に
手をかけて
楗もろともに
之をひきぬき
肩に
載てヘブロンの
向ひなる
山の
巓に
負󠄅のぼれり
〔士師記16章9節〕9 かねて
室のうちに
人しのび
居て
己とともにありたれば
斯してサムソンにむかひサムソンよペリシテ
人汝に
及ぶと
言にサムソンすなはちその
索を
絕りあたかも
麻󠄃絲の
火にあひて
斷るるがごとし
斯其の
力の
原由知れざりき
〔士師記16章14節〕14 婦󠄃すなはち
釘をもて
之をとめおきて
彼にいひけるはサムソンよペリシテ
人汝におよぶとサムソンすなはちその
寢をさまし
織機の
釘と
緯線とを
曵拔り
〔イザヤ書42章24節〕24 ヤコブを
奪はせしものは
誰ぞ かすむる
者にイスラエルをわたしし
者はたれぞ
是ヱホバにあらずや われらヱホバに
罪ををかし その
道󠄃をあゆまず その
律法にしたがふことを
好まざりき
〔ホセア書7章9節〕9 かれは
他邦人らにその
力をのまるれども
之をしらず
白髮その
身に
雜り
生れどもこれをさとらず
the LORD
〔民數紀略14章9節〕9 唯ヱホバに
逆󠄃ふ
勿れまたその
地の
民を
懼るゝなかれ
彼等は
我等の
食󠄃物とならん
彼等の
影となる
者は
旣に
去りかつヱホバわれらと
共にいますなり
彼等を
懼るゝ
勿れ
〔民數紀略14章42節〕42 汝ら
上り
行く
勿れヱホバ
汝らの
中にいまさゞれば
恐くは
汝らその
敵の
前󠄃に
擊破られん
〔民數紀略14章43節〕43 アマレキ
人とカナン
人其處に
汝らの
前󠄃にあれば
汝等は
劍に
斃るゝならん
汝らヱホバに
遵󠄅はざりし
故にヱホバ
汝等と
偕に
在さゞるべしと
〔ヨシュア記7章12節〕12 是をもてイスラエルの
人々は
敵に
當ること
能はず
敵に
背を
見す
是は
彼らも
詛はるゝ
者となりたればなり
汝ら
其詛はれし
物を
汝らの
中より
絕にあらざれば
我ふたゝび
汝らと
偕にをらじ
〔サムエル前書28章14節〕14 サウルかれにいひけるは
其形容は
如何彼いひけるは
一人の
老翁のぼる
其人明衣を
衣たりサウル
其人のサムエルなるをしりて
地にふして
拜せり
~
(16) サムエルいひけるはヱホバ
爾をはなれて
爾の
敵となりたまふに
爾なんぞ
我にとふや 〔サムエル前書28章16節〕
〔歴代志略下15章2節〕2 彼出ゆきてアサを
迎󠄃へ
之に
言けるはアサおよびユダとベニヤミンの
人々よ
我に
聽け
汝等がヱホバと
偕にをる
間はヱホバも
汝らと
偕に
在すべし
汝ら
若かれを
求めなば
彼に
遇󠄃ん
然どかれを
棄なば
彼も
汝らを
棄たまはん
〔イザヤ書59章1節〕1 ヱホバの
手はみぢかくして
救ひえざるにあらず その
耳はにぶくして
聞えざるにあらず
〔イザヤ書59章2節〕2 惟なんぢらの
邪曲なる
業なんぢらとなんぢらの
神との
間をへだてたり
又󠄂なんぢらの
罪その
面をおほひて
聞えざらしめたり
〔エレミヤ記9章23節〕23 ヱホバかくいひたまふ
智慧󠄄ある
者はその
智慧󠄄に
誇る
勿れ
力ある
者は
其力に
誇るなかれ
富者はその
富に
誇ること
勿れ
〔エレミヤ記9章24節〕24 誇る
者はこれをもて
誇るべし
即ち
明哲して
我を
識る
事とわがヱホバにして
地に
仁惠と
公道󠄃と
公義とを
行ふ
者なるを
知る
事是なり
我これらを
悅ぶなりとヱホバいひたまふ
〔マタイ傳17章20節〕20 彼らに
言ひ
給ふ『なんぢら
信仰うすき
故なり。
誠に
汝らに
吿ぐ、もし
芥種一粒ほどの
信仰あらば、この
山に「
此處より
彼處に
移れ」と
言ふとも
移らん、
斯て
汝ら
能はぬこと
無かるべし』
〔コリント後書3章5節〕5 されど
己は
何事をも
自ら
定むるに
足らず、
定むるに
足るは
神によるなり。
〔民數紀略14章9節〕9 唯ヱホバに
逆󠄃ふ
勿れまたその
地の
民を
懼るゝなかれ
彼等は
我等の
食󠄃物とならん
彼等の
影となる
者は
旣に
去りかつヱホバわれらと
共にいますなり
彼等を
懼るゝ
勿れ
〔民數紀略14章42節〕42 汝ら
上り
行く
勿れヱホバ
汝らの
中にいまさゞれば
恐くは
汝らその
敵の
前󠄃に
擊破られん
〔民數紀略14章43節〕43 アマレキ
人とカナン
人其處に
汝らの
前󠄃にあれば
汝等は
劍に
斃るゝならん
汝らヱホバに
遵󠄅はざりし
故にヱホバ
汝等と
偕に
在さゞるべしと
〔ヨシュア記7章12節〕12 是をもてイスラエルの
人々は
敵に
當ること
能はず
敵に
背を
見す
是は
彼らも
詛はるゝ
者となりたればなり
汝ら
其詛はれし
物を
汝らの
中より
絕にあらざれば
我ふたゝび
汝らと
偕にをらじ
〔サムエル前書28章14節〕14 サウルかれにいひけるは
其形容は
如何彼いひけるは
一人の
老翁のぼる
其人明衣を
衣たりサウル
其人のサムエルなるをしりて
地にふして
拜せり
~
(16) サムエルいひけるはヱホバ
爾をはなれて
爾の
敵となりたまふに
爾なんぞ
我にとふや 〔サムエル前書28章16節〕
〔歴代志略下15章2節〕2 彼出ゆきてアサを
迎󠄃へ
之に
言けるはアサおよびユダとベニヤミンの
人々よ
我に
聽け
汝等がヱホバと
偕にをる
間はヱホバも
汝らと
偕に
在すべし
汝ら
若かれを
求めなば
彼に
遇󠄃ん
然どかれを
棄なば
彼も
汝らを
棄たまはん
〔イザヤ書59章1節〕1 ヱホバの
手はみぢかくして
救ひえざるにあらず その
耳はにぶくして
聞えざるにあらず
〔イザヤ書59章2節〕2 惟なんぢらの
邪曲なる
業なんぢらとなんぢらの
神との
間をへだてたり
又󠄂なんぢらの
罪その
面をおほひて
聞えざらしめたり
〔エレミヤ記9章23節〕23 ヱホバかくいひたまふ
智慧󠄄ある
者はその
智慧󠄄に
誇る
勿れ
力ある
者は
其力に
誇るなかれ
富者はその
富に
誇ること
勿れ
〔エレミヤ記9章24節〕24 誇る
者はこれをもて
誇るべし
即ち
明哲して
我を
識る
事とわがヱホバにして
地に
仁惠と
公道󠄃と
公義とを
行ふ
者なるを
知る
事是なり
我これらを
悅ぶなりとヱホバいひたまふ
〔マタイ傳17章20節〕20 彼らに
言ひ
給ふ『なんぢら
信仰うすき
故なり。
誠に
汝らに
吿ぐ、もし
芥種一粒ほどの
信仰あらば、この
山に「
此處より
彼處に
移れ」と
言ふとも
移らん、
斯て
汝ら
能はぬこと
無かるべし』
〔コリント後書3章5節〕5 されど
己は
何事をも
自ら
定むるに
足らず、
定むるに
足るは
神によるなり。
ペリシテ人すなはち彼を執へ眼を抉りて之をガザにひき下り銅の鏈をもて之を繋げりかくてサムソンは囚獄のうちに磨を挽居たりしが
But the Philistines took him, and put out his eyes, and brought him down to Gaza, and bound him with fetters of brass; and he did grind in the prison house.
and put out
〔箴言2章19節〕19 凡てかれにゆく
者は
歸らず また
生命の
途󠄃に
達󠄃らざるなり
〔箴言5章22節〕22 惡者はおのれの
愆にとらへられ その
罪の
繩に
繋る
〔箴言14章14節〕14 心の
悖れる
者はおのれの
途󠄃に
飽󠄄かん
善人もまた
自己に
飽󠄄かん
bound him
〔列王紀略下25章7節〕7 ゼデキヤの
子等をゼデキヤの
目の
前󠄃に
殺しゼデキヤの
目を
抉しこれを
鋼索につなぎてバビロンにたづさへゆけり
〔歴代志略下33章11節〕11 是をもてヱホバ、アッスリヤの
王の
軍勢の
諸將をこれに
攻來らせたまひて
彼等つひにマナセを
鉤にて
擄へ
之を
杻械に
繋ぎてバビロンに
曵ゆけり
〔詩篇107章10節〕10 くらきと
死の
蔭とに
居るもの
患難とくろがねとに
縛しめらるるもの~
(12) 勤勞をもてその
心をひくうしたまへり かれら
仆れたれど
助くるものもなかりき 〔詩篇107章12節〕
〔詩篇149章8節〕8 かれらの
王たちを
鏈にてかれらの
貴人をくろかねの
械にていましめ
grind
〔出エジプト記11章5節〕5 エジプトの
國の
中の
長子たる
者は
位に
坐するパロの
長子より
磨の
後にをる
婢の
長子まで
悉く
死べし
又󠄂獸畜の
首出もしかり
〔イザヤ書47章2節〕2 礱をとりて
粉をひけ
面帕をとりさり
袿をぬぎ
髓をあらはして
河をわたれ
〔マタイ傳24章41節〕41 二人の
女、
磨碾きをらんに、
一人は
取られ、
一人は
遺󠄃されん。
その髮の毛剃りおとされてのち復長はじめたり
Howbeit the hair of his head began to grow again after he was shaven.
after he was shaven
無し
the hair
〔レビ記26章44節〕44 かれ
等斯のごときに
至るもなほ
我彼らが
敵の
國にをる
時にこれを
棄ずまたこれを
忌きらはじ
斯我かれらを
滅ぼし
盡してわがかれらと
結びし
契約をやぶることを
爲ざるべし
我は
彼らの
神ヱホバなり
〔申命記32章36節〕36 ヱホバつひにその
民を
鞫きまたその
僕に
憐憫をくはへたまはん
其は
彼らの
力のすでに
去うせて
繋がれたる
者も
繋がれざる
者もあらずなれるを
見たまへばなり
〔詩篇106章45節〕45 その
契󠄅約をかれらの
爲におもひいだし その
憐憫のゆたかなるにより
聖󠄄意󠄃をかへさせ
給ひて
〔詩篇107章13節〕13 斯てその
困苦のうちにてヱホバをよばはりたればヱホバこれを
患難よりすくひ
茲にペリシテ人の群伯共にあつまりてその神ダゴンに大なる祭物をささげて祝をなさんとしすなはち言ふわれらの神はわれらの敵サムソンをわれらの手に付したりと
Then the lords of the Philistines gathered them together for to offer a great sacrifice unto Dagon their god, and to rejoice: for they said, Our god hath delivered Samson our enemy into our hand.
Dagon
〔サムエル前書5章2節〕2 即ちペリシテ
人神の
櫃をとりて
之をダゴンの
家にもちきたりダゴンの
傍に
置ぬ~
(5) 是をもてダゴンの
祭司およびダゴンの
家にいるもの
今日にいたるまでアシドドにあるダゴンの
閾をふまず
〔サムエル前書5章5節〕
〔エレミヤ記2章11節〕11 その
神を
神にあらざる
者に
易たる
國ありや
然るに
我民はその
榮を
益なき
物にかへたり
〔ミカ書4章5節〕5 一切の
民はみな
各々その
神の
名によりて
步む
然れども
我らはわれらの
神ヱホバの
名によりて
永遠󠄄に
步まん
〔ロマ書1章23節〕23 朽つることなき
神の
榮光を
易へて
朽つべき
人および
禽獸・
匍ふ
物に
似たる
像となす。
~
(25) 彼らは
神の
眞を
易へて
虛僞となし、
造󠄃物主を
措きて
造󠄃られたる
物を
拜し、
且これに
事ふ、
造󠄃物主は
永遠󠄄に
讃むべき
者なり、アァメン。
〔ロマ書1章25節〕
〔コリント前書8章4節〕4 偶像の
供物を
食󠄃ふことに
就きては、
我ら
偶像の
世になき
者なるを
知り、また
唯一の
神の
外には
神なきを
知る。
〔コリント前書8章5節〕5 神と
稱ふるもの、
或は
天に
或は
地にありて、
多くの
神、おほくの
主あるが
如くなれど、
〔コリント前書10章20節〕20 否、
我は
言ふ、
異邦人の
供ふる
物は
神に
供ふるにあらず、
惡鬼に
供ふるなりと。
我なんぢらが
惡鬼と
交るを
欲せず。
to rejoice
〔ヨブ記30章9節〕9 しかるに
今は
我かれらの
歌謠に
成り
彼らの
嘲哢となれり
〔ヨブ記30章10節〕10 かれら
我を
厭ふて
遠󠄄く
我を
離れ またわが
面に
唾することを
辭まず
〔詩篇35章15節〕15 然どかれらはわが
倒れんとせしとき
喜びつどひわが
知ざりしとき
匪類あつまりきたりて
我をせめ われを
裂てやめざりき
〔詩篇35章16節〕16 かれらは
洒宴にて
穢きことをのぶる
嘲笑者のごとく
我にむかひて
齒をかみならせり
〔箴言24章17節〕17 汝の
仇たふるるとき
樂しむこと
勿れ
彼の
亡ぶるときこころに
喜ぶことなかれ
民サムソンを見ておのれの神をほめたたへて言ふわれらの神はわれらの敵たる者われらの地を荒せしものわれらを數多殺せしものをわれらの手に付したりと
And when the people saw him, they praised their god: for they said, Our god hath delivered into our hands our enemy, and the destroyer of our country, which slew many of us.
praised
〔申命記32章27節〕27 然れども
我は
敵人の
怒を
恐る
即ち
敵人どれを
見あやまりて
言ん
我らの
手能くこれを
爲り
是はすべてヱホバの
爲るにあらずと
〔イザヤ書37章20節〕20 さればわれらの
神ヱホバよ
今われらをアツスリヤ
王の
手より
救ひいだして
地のもろもろの
國にただ
汝のみヱホバなることを
知しめたまへ
〔エゼキエル書20章14節〕14 我わが
名のために
事をなせり
是わが
彼らを
導󠄃きいだして
見せしところの
異邦人等の
目のまへにわが
名を
汚されざらしめんためなりき
〔ダニエル書5章4節〕4 すなはち
彼らは
酒をのみて
金銀銅鐵木石などの
神を
讃たたへたりしが
〔ダニエル書5章23節〕23 却つて
天の
主にむかひて
自ら
高ぶりその
家の
器皿を
汝の
前󠄃に
持きたらしめて
汝と
汝の
大臣と
汝の
妻妾等それをもて
酒を
飮み
而して
汝は
見ことも
聞ことも
知こともあらぬ
金銀銅鐵木石の
神を
讃頌ふることを
爲し
汝の
生命をその
手に
握り
汝の
一切の
道󠄃を
主どりたまふ
神を
崇むることをせず
〔ハバクク書1章16節〕16 是故に
彼その
網に
犧牲を
獻げその
引網に
香を
焚く
其は
之がためにその
分󠄃肥まさりその
食󠄃饒になりたればなり
〔ヨハネ黙示録11章10節〕10 地に
住󠄃む
者どもは
彼らに
就きて
喜び
樂しみ
互に
禮物を
贈らん、
此の
二人の
預言者は
地に
住󠄃む
者を
苦しめたればなり』
which slew many of us
〔士師記15章8節〕8 すなはち
脛に
腿に
彼らを
擊て
大いに
之を
殺せりかくてサムソンは
下りてエタムの
巖間に
居る
〔士師記15章16節〕16 而して
言ふ
驢馬の
腮骨をもて
山をきづき
山をつくる
驢馬の
腮骨をもて
我一千
人を
擊殺せりと
その心に喜びていひけるはサムソンを召てわれらのために戲技をなさしめよとて囚獄よりサムソンを召いだせしかばサムソン之がために戲技をなせり彼等サムソンを柱の間に立しめしに
And it came to pass, when their hearts were merry, that they said, Call for Samson, that he may make us sport. And they called for Samson out of the prison house; and he made them sport: and they set him between the pillars.
sport
〔ヨブ記30章9節〕9 しかるに
今は
我かれらの
歌謠に
成り
彼らの
嘲哢となれり
〔ヨブ記30章10節〕10 かれら
我を
厭ふて
遠󠄄く
我を
離れ またわが
面に
唾することを
辭まず
〔詩篇35章15節〕15 然どかれらはわが
倒れんとせしとき
喜びつどひわが
知ざりしとき
匪類あつまりきたりて
我をせめ われを
裂てやめざりき
〔詩篇35章16節〕16 かれらは
洒宴にて
穢きことをのぶる
嘲笑者のごとく
我にむかひて
齒をかみならせり
〔詩篇69章12節〕12 門にすわる
者はわがうへをかたる われは
醉狂たるものに
謳ひはやされたり
〔詩篇69章26節〕26 かれらはなんぢが
擊たまひたる
者をせめ なんぢが
傷けたまひたるものの
痛をかたりふるればなり
〔箴言24章17節〕17 汝の
仇たふるるとき
樂しむこと
勿れ
彼の
亡ぶるときこころに
喜ぶことなかれ
〔箴言24章18節〕18 恐くはヱホバこれを
見て
惡しとし その
震怒を
彼より
離れしめたまはん
〔ミカ書7章8節〕8 我敵人よ
我につきて
喜ぶなかれ
我仆るれば
興あがる
幽暗󠄃に
居ればヱホバ
我の
光となりたまふ~
(10) わが
敵これを
見ん
汝の
神ヱホバは
何處にをるやと
我に
言る
者恥辱をかうむらん
我かれを
目に
見るべし
彼は
街衢の
泥のごとくに
踏つけらるべし 〔ミカ書7章10節〕
〔マタイ傳26章67節〕67 ここに
彼等その
御顏に
唾し
拳にて
搏ち、
或者どもは
手掌にて
批きて
言ふ
〔マタイ傳27章29節〕29 茨の
冠冕を
編みて、その
首に
冠らせ、
葦を
右の
手にもたせ
且その
前󠄃に
跪づき、
嘲弄して
言ふ『ユダヤ
人の
王、
安かれ』
〔マタイ傳27章39節〕39 徃來の
者どもイエスを
譏り、
首を
振りていふ、~
(44) ともに
十字架につけられたる
强盜どもも、
同じ
事をもてイエスを
罵れり。
〔マタイ傳27章44節〕
〔ヘブル書11章36節〕36 その
他の
者は
嘲笑と
鞭と、また
縲絏と
牢獄との
試鍊を
受け、
their hearts
〔士師記9章27節〕27 民田野に
出て
葡萄を
收穫れこれを
踐み
絞りて
祭禮をなしその
神の
社に
入り
食󠄃ひかつ
飮みてアビメレクを
詛ふ
〔士師記18章20節〕20 祭司すなはち
心に
悅びてエポデとテラピムと
雕める
像とを
取て
民の
中に
入る
〔士師記19章6節〕6 二人すなはち
坐りて
共に
食󠄃飮しけるが
女の
父󠄃その
人にいひけるは
請󠄃ふ
幸に
今一夜を
明し
汝の
心を
樂ましめよと
〔士師記19章9節〕9 其人つひに
妾および
僕とともに
去んとて
起󠄃あがりければ
女の
父󠄃彼に
言ふ
視よ
今は
日暮なんとす
請󠄃ふ
今一夜を
明されよ
視よ
日昃たり
汝此にやどりて
汝の
心をたのしませ
明日蚤く
起󠄃て
出たち
汝の
家にいたれよと
〔サムエル後書13章28節〕28 爰にアブサロム
其少者等に
命じていひけるは
請󠄃ふ
汝らアムノンの
心の
酒によりて
樂む
時を
視すましてわが
汝等にアムノンを
擊てと
言ふ
時に
彼を
殺せ
懼るるなかれ
汝等に
之を
命じたるは
我にあらずや
汝ら
勇しく
武くなれと
〔列王紀略上20章12節〕12 ベネハダデ
天幕にありて
王等と
飮ゐたりしが
此事を
聞て
其臣僕に
言けるは
爾等陣列を
爲せと
即ち
邑に
向ひて
陣列をなせり
〔エステル書3章15節〕15 驛卒王の
命によりて
急󠄃ぎて
出ゆきぬ この
詔書はシユシヤンの
城に
於て
出されたり かくて
王とハマンは
坐して
酒飮ゐたりしがシユシヤンの
邑は
惑ひわづらへり
〔イザヤ書22章13節〕13 なんぢらは
喜びたのしみ
牛をほふり
羊をころし
肉をくらひ
酒をのみていふ
我儕くらひ
且のむべし
明日はしぬべければなりと
〔ダニエル書5章2節〕2 酒の
進󠄃むにいたりてベルシヤザルはその
父󠄃ネブカデネザルがヱルサレムの
宮より
取きたりし
金銀の
器を
携へいたれと
命ぜり
是王とその
大臣および
王の
妻妾等みな
之をもて
酒を
飮んとてなりき
〔ダニエル書5章3節〕3 是をもてそのヱルサレムなる
神の
宮の
內院より
取たりし
金の
器を
携へいたりければ
王とその
大臣および
王の
妻妾等これをもて
飮めり
〔マタイ傳14章6節〕6 然るにヘロデの
誕生日に
當り、ヘロデヤの
娘その
席上に
舞をまひてヘロデを
喜ばせたれば、
them
サムソンおのが手をひきをる少者にいひけるはわれをはなして此家の倚て立ところの柱をさぐりて之に倚しめよと
And Samson said unto the lad that held him by the hand, Suffer me that I may feel the pillars whereupon the house standeth, that I may lean upon them.
その家には男女充ちペリシテ人の群伯もまたみな其處に居る又󠄂屋蓋のうへには三千ばかりの男女をりてサムソンの戲技をなすを觀てありき
Now the house was full of men and women; and all the lords of the Philistines were there; and there were upon the roof about three thousand men and women, that beheld while Samson made sport.
and there
無し
the roof
〔申命記22章8節〕8 汝新しき
家を
建る
時はその
屋蓋の
周󠄃圍に
欄杆を
設くべし
是は
人その
上より
墮てこれが
血の
汝の
家に
歸すること
無らんためなり
〔士師記9章51節〕51 邑のなかに
一の
堅固なる
櫓ありてすべての
男女および
邑の
民みな
其所󠄃に
遁れ
徃き
後を
鎖して
櫓の
頂に
上りたれば
〔サムエル後書11章2節〕2 爰に
夕暮にダビデ
其床より
興きいでて
王の
家の
屋蓋のうへに
步みしが
屋蓋より
一人の
婦󠄃人の
體をあらふを
見たり
其婦󠄃は
觀るに
甚だ
美し
時にサムソン、ヱホバに呼はりいひけるはああ主ヱホバよねがはくは我を記念えたまへ嗚呼神よ願くは唯今一度われを强くしてわがふたつの眼のひとつのためにだにもペリシテ人に仇をむくいしめたまへと
And Samson called unto the LORD, and said, O Lord GOD, remember me, I pray thee, and strengthen me, I pray thee, only this once, O God, that I may be at once avenged of the Philistines for my two eyes.
called
〔歴代志略下20章12節〕12 我らの
神よ
汝かれらを
鞫きたまはざるや
我らは
此斯く
攻よせたる
此の
大衆に
當る
能力なく
又󠄂爲ところを
知ず
唯汝を
仰ぎ
望󠄇むのみと
〔詩篇50章15節〕15 なやみの
日にわれをよべ
我なんぢを
援けん
而してなんぢ
我をあがむべし
〔詩篇91章15節〕15 かれ
我をよはば
我こたへん
我その
苦難のときに
偕にをりて
之をたすけ
之をあがめん
〔詩篇116章4節〕4 その
時われヱホバの
名をよべり ヱホバよ
願くはわが
靈魂をすくひたまへと
〔エレミヤ哀歌3章32節〕32 かれは
患難を
與へ
給ふといへどもその
慈悲おほいなればまた
憐憫を
加へたまふなり
〔ヘブル書11章32節〕32 この
外なにを
言ふべきか、ギデオン、バラク、サムソン、エフタ、またダビデ、サムエル
及び
預言者たちに
就きて
語らば、
時足らざるべし。
remember me
〔詩篇74章18節〕18 ヱホバよ
仇はなんぢをそしり
愚かなる
民はなんぢの
名をけがせり この
事をおもひいでたまへ~
(23) なんぢの
敵の
聲をわすれたまふなかれ
汝にさからひて
起󠄃りたつ
者のかしがましき
聲はたえずあがれり 〔詩篇74章23節〕
〔エレミヤ記15章15節〕15 ヱホバよ
汝これを
知りたまふ
我を
憶え
我をかへりみたまへ
我を
迫󠄃害󠄅るものに
仇を
復したまへ
汝の
容忍󠄄によりて
我をとらへられしむる
勿れ
我汝の
爲に
辱を
受るを
知りたまへ
〔ヨナ書2章2節〕2 曰けるは われ
患難の
中よりヱホバを
呼びしに
彼われこたへたまへり われ
陰府の
腹の
中より
呼はりしに
汝わが
聲を
聽たまへり
〔ヨナ書2章7節〕7 わが
靈魂衷に弱󠄃りしとき
我ヱホバをおもへり しかしてわが
祈なんぢに
至りなんぢの
聖󠄄殿におよべり
that I may
〔士師記5章31節〕31 ヱホバよ
汝の
敵みな
是のごとくに
亡びよかしまたヱホバを
愛するものは
日の
眞盛に
昇るが
如くなれよかし とかくて
後國は四十
年のあひだ
太平󠄃なりき
〔詩篇58章10節〕10 義者はかれらが
讎かへさるるを
見てよろこび その
足をあしきものの
血のなかにてあらはん
〔詩篇58章11節〕11 かくて
人はいふべし
實にただしきものに
報賞あり
實にさばきをほどこしたまふ
神はましますなりと
〔詩篇143章12節〕12 又󠄂なんぢの
仁慈によりてわが
仇をたち
靈魂をくるしむる
者をことごとく
滅したまへ そは
我なんぢの
僕なり
〔テモテ後書4章14節〕14 金細工人アレキサンデル
大に
我を
惱せり。
主はその
行爲に
隨ひて
彼に
報いたまふべし。
〔ヨハネ黙示録6章10節〕10 彼ら
大聲に
呼はりて
言ふ『
聖󠄄にして
眞なる
主よ、
何時まで
審かずして
地に
住󠄃む
者に
我らの
血の
復讐をなし
給はぬか』
サムソンすなはちその家の倚てたつところの兩箇の中柱のひとつを右の手ひとつを左の手にかかへて身をこれによせたりしが
And Samson took hold of the two middle pillars upon which the house stood, and on which it was borne up, of the one with his right hand, and of the other with his left.
on which it was borne up
サムソン我はペリシテ人とともに死なんといひて力をきはめて身をかがめたれば家はそのなかに居る群伯とすべての民のうへに倒れたりかくサムソンが死るときに殺せしものは生けるときに殺せし者よりもおほかりき
And Samson said, Let me die with the Philistines. And he bowed himself with all his might; and the house fell upon the lords, and upon all the people that were therein. So the dead which he slew at his death were more than they which he slew in his life.
So the dead
〔創世記3章15節〕15 又󠄂我汝と
婦󠄃の
間および
汝の
苗裔と
婦󠄃の
苗裔の
間に
怨恨を
置ん
彼は
汝の
頭を
碎き
汝は
彼の
踵を
碎かん
〔士師記14章19節〕19 茲にヱホバの
靈サムソンに
臨みしかばサムソン、アシケロンに
下りてかしこの
者三十
人を
殺しその
物を
奪ひ
彼の
隱語を
解し
者等にその
衣服󠄃を
與へはげしく
怒りて
其父󠄃の
家にかへり
上れり
〔士師記15章8節〕8 すなはち
脛に
腿に
彼らを
擊て
大いに
之を
殺せりかくてサムソンは
下りてエタムの
巖間に
居る
〔士師記15章15節〕15 サムソンすなはち
驢馬のあたらしき
腮骨ひとつを
見出し
手をのべて
之を
取り
其をもて一千
人を
殺し
〔ピリピ書2章8節〕8 旣に
人の
狀にて
現れ、
己を
卑うして
死に
至るまで、
十字架の
死に
至るまで
順ひ
給へり。
〔コロサイ書2章15節〕15 政治と
權威とを
褫ぎて
之を
公然に
示し、
十字架によりて
凱旋し
給へり。
〔ヘブル書2章14節〕14 子等はともに
血肉を
具󠄄ふれば、
主もまた
同じく
之を
具󠄄へ
給ひしなり。これは
死の
權力を
有つもの、
即ち
惡魔󠄃を
死によりて
亡し、
〔ヘブル書2章15節〕15 かつ
死の
懼によりて
生涯奴隷となりし
者どもを
解放ち
給はんためなり。
and the house
〔ヨブ記20章5節〕5 惡き
人の
勝󠄃誇は
暫時にして
邪曲なる
者の
歡樂は
時の
間のみ
〔ヨブ記31章3節〕3 惡き
人には
滅亡きたらざらんや
善らぬ
事を
爲す
者には
常ならぬ
災禍あらざらんや
〔詩篇62章3節〕3 なんぢらは
何のときまで
人におしせまるや なんぢら
相共にかたぶける
石垣のごとく
搖ぎうごける
籬のごとくに
人をたふさんとするか
〔傳道之書9章12節〕12 人はまたその
時を
知ず
魚の
禍の
網にかかり
鳥の
鳥羅にかかるが
如くに
世の
人もまた
禍患の
時の
計らざるに
臨むに
及びてその
禍患にかかるなり
〔マタイ傳24章38節〕38 曾て
洪水の
前󠄃ノア
方舟に
入る
日までは、
人々飮み
食󠄃ひ、
娶り
嫁がせなどし、
〔マタイ傳24章39節〕39 洪水の
來りて
悉とく
滅すまでは
知らざりき、
人の
子の
來るも
然あるべし。
〔テサロニケ前書5章2節〕2 汝らは
主の
日の
盜人の
夜きたるが
如くに
來ることを、
自ら
詳細に
知ればなり。
die
〔マタイ傳16章25節〕25 己が
生命を
救はんと
思ふ
者は、これを
失ひ、
我がために、
己が
生命をうしなふ
者は、
之を
得べし。
〔使徒行傳20章24節〕24 然れど
我わが
走るべき
道󠄃程と
主イエスより
承けし
職、すなはち
神の
惠の
福音󠄃を
證する
事とを
果さん
爲には
固より
生命をも
重んぜざるなり。
〔使徒行傳21章13節〕13 その
時パウロ
答ふ『なんぢら
何ぞ
歎きて
我が
心を
挫くか、
我エルサレムにて、
主イエスの
名のために、
唯に
縛らるるのみかは、
死ぬることをも
覺悟せり』
〔ピリピ書2章17節〕17 さらば
汝らの
信仰の
供物と
祭とに
加へて、
我が
血を
灌ぐとも
我は
喜ばん、なんぢら
衆と
共に
喜ばん。
〔ピリピ書2章30節〕30 彼は
汝らが
我を
助くるに
當り、
汝らの
居らぬを
補はんとて、
己が
生命を
賭け、キリストの
事業のために
死ぬばかりに
爲りたればなり。
〔ヘブル書12章1節〕1 この
故に
我らは
斯く
多くの
證人に
雲のごとく
圍まれたれば、
凡ての
重荷と
纒へる
罪とを
除け、
忍󠄄耐をもて
我らの
前󠄃に
置かれたる
馳場をはしり、~
(4) 汝らは
罪と
鬪ひて
未だ
血を
流すまで
抵抗しことなし。 〔ヘブル書12章4節〕
me
こののちサムソンの兄弟およびその父󠄃の家族ことごとく下りて之を取り携へのぼりてゾラとエシタオルのあひだなる其の父󠄃マノアの墓にはうむれりサムソンがイスラエルをさばきしは二十年なりき
Then his brethren and all the house of his father came down, and took him, and brought him up, and buried him between Zorah and Eshtaol in the burying place of Manoah his father. And he judged Israel twenty years.
And he judged
between Zorah
〔士師記13章2節〕2 ここにダン
人の
族にて
名をマノアとよべるゾラ
人あり
其の
妻は
石婦󠄃にして
子を
生みしことなし
〔士師記13章25節〕25 ヱホバの
靈ゾラとエシタオルのあひだなるマハネダンにて
始て
感動す
his brethren
〔ヨハネ傳19章39節〕39 また
曾て
夜、
御許に
來りしニコデモも、
沒藥・
沈香の
混和物を
百斤ばかり
携へて
來る。~
(42) ユダヤ
人の
準備日なれば、この
墓の
近󠄃きままに
其處にイエスを
納󠄃めたり。 〔ヨハネ傳19章42節〕